2026年1月20日

財務モデリング
シリーズ「CFOから見た財務モデリングとその周辺」
第41回 国際原子時について知っておこう~2025年時間の旅⑨
岡崎 京介
株式会社レジックス代表
事業や会社に関わる計数をExcel上で集計・分析・シミュレーションする財務モデリングの専門家である筆者が、CFOとして実感していることを五月雨的に述べていくのが本シリーズである。
今回は、国際原子時について考えていこう。
TAI:時間計測の基準層としての存在意義
私たちは1日に何度も時計を見る。スマートフォンのロック画面、パソコンの画面右下、駅の発車案内、電子レンジの表示。そこに示されている時刻は、疑う余地のない「正しい時間」のように感じられる。しかし、ここで1つ問いを立ててみたい。その時刻は、いったい何を基準に「正しい」と言えるのだろうか。世界中の時計がほぼ同じ時刻を示すという事実の裏側には、実は極めて人工的で、しかし、驚くほど堅牢な仕組みが存在している。その中核にあるのが、国際原子時(TAI)である。
2026年1月20日




