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ストラテジー

価値創造経営と
コンプライアンスマネジメントプログラムの
共存に向けて①

和田 浩隆

PwCアドバイザリー合同会社
M&Aトランザクション モデリング&バリューコンサルティング
シニアマネージャー

奈良 隆佑

PwCアドバイザリー合同会社
フォレンジック
シニアマネージャー

長谷島 良治

PwCアドバイザリー合同会社
フォレンジック
シニアアソシエイト

はじめに

 日本企業のM&A件数は、2011年に底打ちして以降、2018年まで7年連続で増加の一途を辿ってきた。過去4年間では、取引金額も一貫して総額13兆円を上回っており、M&Aは引き続き重要な戦略手段の一つとなっている。日本企業が実施してきたM&Aの中には、大型買収として世間を賑わせる案件、成功例として称賛を浴びる案件もあれば、巨額減損の計上で注目を集める案件もある。これら案件の中には、高値掴みと評されるものもあれば、デューデリジェンス不足が指摘されるものもあれば、結果として買収先で不祥事が発生したケースも存在している。

 M&Aの枠を超えて、昨今は社会的に影響が大きく、コンプライアンスへの取り組みについて問題視された事案も少なくない。背景は異なるが、2018年6月には改定コーポレートガバナンス・コードが公表され、ガバナンス構造と実効性評価に対する世の中の関心もますます高まっている。本稿では、全2回にわたる形で、改めて価値創造の概念を振り返りつつ、ROIC視点からの「攻め」と「守り」、コンプライアンス視点からの価値創造、M&Aにおけるコンプライアンスマネジメントプログラムについて議論を展開していきたい。

2019年4月15日

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