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ファイナンス部門でのテクノロジーの活用
第2回「真実はひとつに…
データベースとマスターデータマネジメント」

小林 正文

日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員 ファイナンシャル・ディレクター

 ファイナンス部門では「データを結合して、切り分ける」という作業が多い。前回は「切り分ける」作業にかかわるテクノロジーとしてBIツールを紹介した。今回は「結合する」作業に絡めてデータベースを取り上げたい。

データを結合することから価値が生まれる

 まず、結合する作業を最小化するためには、標準化を進めるのが重要であることは言うまでもない。システムやプラットフォームの標準化を進めれば、データを結合するという作業そのものを減らすことができる。ただし、標準化をどんなに徹底しても、「結合する」という作業がゼロになることはない。例えば、「今期の売上げは予算を達成しそうか?」という質問に答えるためには、ERP(昨日までの実績)とCRM(今日以降の見込み案件)からデータを持ってきて結合し、予算と比較する必要がある。

 さらにビジネスの分析力や洞察力を向上させるためには、財務データと非財務データの結合は欠かせない。「現在の成長率はマーケット(競合他社)に比較してどうなのか?」「目標未達の要因はどこにあるのか?」と課題を深掘りするためには複数のデータを組み合わせて分析する必要がある。

 さまざまなデータを結合することで価値が生まれる、というのは直観的に理解できるだろう。例えば、ビッグデータの特性の「3つのV(Volume、Velocity、Variety)」のうち、Varietyとは「出所が多様なデータが結合される」ということだ。データを結合することは、ファイナンス部門にとって重要な課題だ。そして悩みでもある。

2017年2月15日

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