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大田 研一

日本CFO協会主任研究委員

遠藤 裕明

日本CFO協会主任研究委員

発展するCFOの役割とフィリピンの成長

 世界CFO協会連盟のIAFEI(International Association of Financial Executive Institute)が毎年主催する世界CFO会議は、今年はマニラで開催された。マニラでの開催は3回目ということもあるが、やはりフィリピンのCFO協会(FINEX)の団結力、組織力並びに財界・政界への影響力の強さを印象付けられた。

 フィリピンとの領土問題もあり、毎年30名近いメンバーが参加する中国のCFO協会から1名も参加しなかったのは残念であったが、アジアのみならずヨーロッパやラテンアメリカなど多くの国からの参加があった。オープニングでは、参加各国の代表が国旗を持って入場する趣向が凝らされるなど、主催国の強い意気込みも感じられた。セッションにおけるスピーカーもそうそうたるメンバーを揃えており、財務省高官や、過去に財務省で勤めた後に民間の生命保険会社のCIOやCEOを務めた人物、投資銀行のストラテジスト、トヨタファイナンシャルサービス・フィリピンの社長など、実に多彩であった。

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 「発展するCFOの役割とフィリピンの成長」と題するキーノートスピーチはプリシマ財務相で、興味深いスピーチであった。CFOの役割について「従来は“スコア・キーパー(帳簿係)”でよかったが、これからは“バリュー・クリエーター、インテグレーター”でなければならず、特に変化の激しい現在、従来型のCFOの役割はコモディティ化し、CFOに求められる役割は、ストラテジスト、リスク・マネジャーであり、さらに役割を柔軟に変えつつ、時代の流れに対応していく能力が求められる」という。

2014年12月15日

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