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経営法務

  • 企業におけるプライバシーガバナンス─第6回 委託とプライバシーガバナンス

    1 個人情報の委託とプライバシーガバナンス プライバシーガバナンス体制を構築する上で、委託先管理は重要である。プライバシーの観点からは、特にサービス利用者の氏名・住所といった「個人情報」を閲覧、アクセスすることが可能な外部委託先を、どのように管理するかがポイントとなる。その理由は、自社の個人情報を取り扱う委託先を通じて、情報が外部に漏えいする可能性や想定外の利用が行われるリスクがあるためである。そのため、委託先を十分に管理して想定外の漏えい・利用がなされないようコントロールする必要がある。しかしながら、委託先管理は簡単なものではない。それは日本の法律上「委託」と評価されるものは一般に想像されるものよりも幅広く、それに伴う社内の関連部署も多数に上るためである。・・・(続きを読む)

    掲載日:2024年10月1日

  • 企業におけるプライバシーガバナンス─第5回 プライバシー保護組織

    1 プライバシー保護組織の役割 プライバシーガバナンス構築のために、プライバシー保護責任者を指名して活動を行わせることは重要であるが、当該責任者が一人でリスク管理の活動全般を行うことができるわけではない。プライバシー保護責任者の下で、実質的なプライバシー保護活動を担うプライバシー保護組織を設ける必要がある。・・・(続きを読む)

    掲載日:2024年8月1日

  • 企業におけるプライバシーガバナンス─第4回 プライバシーガバナンスの責任者

    1 責任者の必要性 プライバシーガバナンスを構築するためには、本連載第3回で述べたとおり、経営者が明文化した「プライバシーガバナンスに係る姿勢」を組織全体の取組みに落とし込むための人・組織が必要である。・・・(続きを読む)

    掲載日:2024年6月3日

  • 企業におけるプライバシーガバナンス─第3回 プライバシーガバナンスに係る姿勢の明文化

    プライバシーガバナンスを構築するためには、以下の3つが重要である。 ① プライバシーガバナンスに係る姿勢の明文化 ② リソース投入と体制整備 ③ 評価・分析・改善の運用構築 今回は上記のうち、「プライバシーガバナンスに係る姿勢の明文化」を見ていくこととする。・・・(続きを読む)

    掲載日:2024年4月1日

  • 企業におけるプライバシーガバナンス─第2回 ガバナンス構築に向けた経営者の取組み

    テクノロジーの進化や社会におけるプライバシーへの意識の高まり、世界各国における様々なプライバシーに関する法制度の制定・改定に伴い、企業がプライバシーの観点で対処すべき範囲は日々拡大している。そのため、パーソナルデータを自社サービスのために取り扱う企業の経営者は、プライバシーへの対処を自社の経営課題として十分に認識した上、適切に対処するためのプライバシーガバナンスの構築に取り組む必要がある。・・・(続きを読む)

    掲載日:2024年2月1日

  • 企業におけるプライバシーガバナンス─第1回 プライバシーガバナンスの重要性

    テクノロジーが進化し、国境の境目なくインターネットによって世界中がつながっている現在、スマートフォンをはじめとする様々な機器を媒介として消費者のパーソナルデータを企業が取得した上、当該企業の商品やサービスに利活用することが日常的に行われている。・・・(続きを読む)

    掲載日:2023年12月1日

  • CLOの概念─議論のたたき台として 第11回

    この連載も約1年におよび、いよいよ締めくくりをする段となった。本連載はCLOの概念を考えるにあたって、それがプラグマティズムの中で生成されてきたことを指摘し、したがって、形式論理ではなくその内実を検討する必要があることを指摘することから筆を起こし、それを受けてGC/CLOの先進国である米国における沿革をデッサンし、かの国においてもその地位が消長をみたことを確認した。・・・(続きを読む)

    掲載日:2023年4月3日

  • CLOの概念─議論のたたき台として 第10回

    前回では、CLOのあり方として、「パートナー」と「ガーディアン」の二面があること、そこには単なる対立ではなく、循環関係があることを議論した。今回はそこに潜むCLOのジレンマ、そして陥穽について検討する。・・・(続きを読む)

    掲載日:2023年2月1日

  • CLOの概念─議論のたたき台として 第9回

    前項において、CLOが企業内において多様な役割を果たしていることを見てきた。それでは、それらの役割を果たす中で、CLOは何を目指すのか。ここでは、CLO・企業法務部のあり方としてよく議論されるところの「パートナー」と「ガーディアン」の概念を中心に検討することとしたい。・・・(続きを読む)

    掲載日:2022年12月1日

  • CLOの概念─議論のたたき台として 第8回

    CLOが企業内において大きな影響力を有することができる理由の一つは、その正式・公式な職務を果たしていることに加え、しばしば種々の非公式な役割を演じていることによるものであるとされる。それは、表面には現れにくいものであるが、往々にして、正式な職務に基づくものよりも、現実にはむしろより強力な影響力もたらすものである。・・・(続きを読む)

    掲載日:2022年10月3日

  • CLOの概念─議論のたたき台として 第7回

    CLOは法律専門家であるだけでは足りず、これを超えてマネジメントや法務を超えたビジネスの役割を果たさなければならない。・・・(続きを読む)

    掲載日:2022年8月1日

  • CLOの概念─議論のたたき台として 第6回

    企業の抱える法律問題に関して、企業の構成員を教育することは、CLOにとっての枢要な任務である。・・・(続きを読む)

    掲載日:2022年6月1日

  • CLOの概念─議論のたたき台として 第5回

    なんといっても、CLOの地位を特徴づけるのは、CLOがその企業の経営陣の一員として、企業の経営レベルにおける意思決定とその実行に関して権限を有し、義務を負うということである。・・・(続きを読む)

    掲載日:2022年4月1日

  • CLOの概念─議論のたたき台として 第4回

    プロフェッショナルであることのアイデンティの本質が、それが所属している個別企業の外にあるということを前回述べたが、これに対して否定的な見解がある。・・・(続きを読む)

    掲載日:2022年2月1日

  • CLOの概念─議論のたたき台として 第3回

    本稿の冒頭で述べたように、ジェネラル・カウンセルは歴史の中でプラグマティックに発展してきたものである。したがって、これを演繹的に定義し、all or nothingとして現実に当てはめることは必ずしも生産的ではない。ことは程度問題であることは、初めにわきまえておく必要がある。・・・(続きを読む)

    掲載日:2021年12月1日

  • CLOの概念─議論のたたき台として 第2回

    CLO/ジェネラル・カウンセルというとき、その150年を超える歴史を通して、経験の蓄積において他を圧倒しているのが米国である。したがって、彼の国における沿革を振り返ってみたい。・・・(続きを読む)

    掲載日:2021年10月1日

  • CLOの概念─議論のたたき台として 第1回

    日本CLO協会は「ビジネスと法務の両面に精通し、戦略法務を推進できるリーダー」の育成を目的とするものであるところ、そのようなリーダー像として念頭に置かれているのは、協会名の通り「チーフ・リーガル・オフィサー(CLO)」である。・・・(続きを読む)

    掲載日:2021年8月2日

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