2018年3月15日
「働き方改革」に背を向ければ会社は潰れる
磯山 友幸
経済ジャーナリスト
3月1日から大学生の就職活動が解禁され、空前の「売り手市場」とされる2019年春入社の採用が本格的に始まった。今年2018年の面接解禁は6月1日なので、早い学生は6月上旬には内々定を獲得、10月1日にそろって内定式を迎える。
就職氷河期と言われた1990年代後半や、リーマンショック直後と大きく違い、学生にとっては、ひとりでいくつもの内定を得られる好環境だが、企業にとっては人材獲得難が続く。大企業でも熾烈な採用合戦が繰り広げられる中で、中堅中小企業では新卒採用に苦戦することが予想される。
2018年3月15日