2024年9月17日
グローバル・コミュニケーション
国際応用言語学会(AILA)世界大会
猿橋 順子
青山学院大学国際政治経済学部教授
多文化関係学会理事
国際応用言語学会(AILA)とは
2024年8月11日から16日にかけて、マレーシアのクアラルンプールで国際応用言語学会(International Association of Applied Linguistics, AILA)の第21回世界大会が開催された。AILA(Association Internationale de Linguistique Appliquéeの頭文字)は、1964年、さまざまな国や地域の応用言語学者達の学術交流を促進させる目的のもと、フランス・パリで設立された。
AILAのホームページには、応用言語学について「言語とコミュニケーションに関連する実際的な問題に取り組む、研究と実践の双方を含め、分野横断的につながる領域」であると説明されている。研究だけに専心するのではなく、社会の中の言語とコミュニケーションにかかわるさまざまな問題に目を向け、実際的な取り組みを通してアプローチし、広く社会との接点と貢献を見出そうとする学際領域である。
2024年9月17日