2022年1月17日
グローバル・コミュニケーション
Extremely Short Storiesを書く
─企業内英語研修のなかで─
本名 信行
一般社団法人グローバル・ビジネスコミュニケ―ション協会代表理事
青山学院大学名誉教授
猿橋 順子
一般社団法人グローバル・ビジネスコミュニケ―ション協会理事
青山学院大学教授
English is a Japanese Language for International Communication
多くの日本人はビジネスや国際協力の活動を通じて、世界の人びとと交流し、相互理解に努めたいと願っている。その相互理解は、お互いに自分のことを相手に説明できて初めて成立する。日本人がタイ人に日本のことを説明し、タイ人がタイのことを日本人に説明できてこそ、お互いが理解し合えるのである。
これは英語教育の基本でもある。それは自己表現能力の育成である。私たちは、新しい語句や構文を学ぶたびに、それを使って自分のことを言う訓練をする必要がある。英語は日本人の、もうひとつのことばでもある。英語を話すのに、日本風の言い方を恐れてはならない。日本語の言い方をなぞるのは自然である。We went to Kyoto by car. はすぐに口から出る。We drove to Kyoto.となるとそうはいかない。
2022年1月17日