2026年1月20日
日本企業へのChief Ethics Officer
(CEO:最高倫理責任者)導入の意義と課題
はじめに:米国で台頭するChief Ethics Officer
近年、米国企業を中心にChief Ethics Officer(CEO:最高倫理責任者)を設置する動きが加速している。これは、単なる法令遵守(コンプライアンス)の徹底を超え、企業活動のあらゆる側面に「倫理」という価値基準を統合し、企業文化として根付かせようとする経営戦略の一環である。
グローバル化、情報技術の進化、そしてESG(環境・社会・ガバナンス)投資の高まりを背景に、企業の倫理性は、短期的な利益と同じくらい、あるいはそれ以上に、企業の持続可能性(サステナビリティ)を左右する重要な要素となっている。不祥事がひとたび発覚すれば、SNSなどを通じて瞬時に世界中に広がり、ブランド価値、顧客・取引先からの信頼、株価に甚大な影響を及ぼす。
2026年1月20日





