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ワールドトレンド

第47回
IAFEI世界CFO会議参加報告
2017年9月27日~2017年9月28日/
サンパウロ(ブラジル)

遠藤 裕明

日本CFO協会主任研究委員

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 第47回IAFEI(国際財務幹部協会連盟)年次総会は、ブラジルのサンパウロで開催された。例年(2016年)と同じく、年次総会に先立ってIAFEIの役員会および総会が開催され、会長と執行役員メンバーの留任が決まったほか、スペインやカンボジアといった新規メンバーの加盟が報告された。昨年の開催が南アフリカのケープタウン、今年がブラジルのサンパウロ、来年がアフリカのモロッコということで、いわゆる新興国の躍進が見て取れる。こうした成長が期待される国とビジネスをしていきたい、または、現在すでに取り組んでいるが何かしらの課題を抱えているような場合は、IAFEIを活用するのも一つの手であろう。

 なお、IAFEIは来年で創立50周年を迎える。

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 全体を通して感じられたのは、インフラ投資やガバナンス/コンプライアンス、進化するテクノロジーへの対応等が主要なテーマであることだ。先進国でのセッションではあまり見ることがないが、昨年の南アフリカに続きここブラジルでも、インフラ投資は重要なテーマだ。ブラジルの場合は、急速に成長を遂げ、都市化が進んできたことで、インフラの整備が追いつかないことが問題になっている。

 他方、ガバナンス/コンプライアンスについては、昨年大統領が汚職で弾劾されたのに続き、後任の現職大統領についても汚職が問題になったこともあり、ブラジル固有のテーマだった。ブラジルへの進出を考えている企業にとっても、汚職対策は非常に重要であると考えられる。

 また、面白かったのは、セッションの合間にブラジル人と話すほか、アフリカからの参加者と話す機会が多かったことだ。今回我々はブラジルを訪問するにあたりビザが必要だったが、南アフリカからの参加者はビザが不要であった。BRICS国間でビザを相互免除しているそうである。ブラジルもアフリカも、新興国として共通の課題を抱えていることがよくわかったが、それ以上に、両国とも今後の成長が大きく期待できること、改革に前向きであることが感じられた。

2017年10月16日

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