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企業価値創造経営の本質[第9回]
ハードルレートの罠

手島 直樹

小樽商科大学ビジネススクール 准教授

ハードルレートが理論と実務をつなぐ

 本連載の第5回から第8回にかけて、株主資本コストおよびWACC(加重平均資本コスト)について考えてきた。読者の中には、理論的ではあるが、実務で活用できるのか、と疑問に思う方もいるであろう。CAPMに基づき株主資本コストを算出し、負債コストと時価ベースで加重平均したものが要求リターンだと言われても、実務において利用することに抵抗があるはずだ。

 こうした理論と実務のギャップを埋める役割を果たすのがハードルレートである。ハードルレートは投資判断の基準として社内で広く活用されているが、実はキャピタルアロケーション(資本配分)のカギとなる重要なコンセプトであることは十分に認識されていない。そこで今回は、ハードルレートについて考えていきたい。

2018年3月15日

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