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ストラテジー

資本コスト活用の発展可能性②
企業価値経営で資本コストが果たす役割の
再考察

和田 浩隆

PwCアドバイザリー合同会社
M&Aトランザクション モデリング&バリューコンサルティング
シニアマネージャー

はじめに

 2017年10月16日に掲載の「資本コスト活用の発展可能性①」では、資本コストを経営上の評価・意思決定に有効活用する際に、多くの場面で主要論点となる、「1. 本来、資本コストにはどのような使い道があるのか」、「2. 資本コスト活用で陥りがちな落とし穴」についての整理を試みた。

 主要論点1では、主に①個別プロジェクトに対する投資評価・管理上の経済性評価で用いるベンチマーク指標としての活用、②全社・部門・BUレベルでの事業ポートフォリオ管理・最適化に向けた目標値設定や実績評価のベンチマーク指標としての活用と、異なる用途が検討可能であることに言及した。主要論点2では、資本コスト分析の世界では、事業リスク・カントリーリスク・為替リスクという投資対象の個別リスク調整の在り方が重要な検討事項となり、これらの検討が十分になされないまま、安易な加算減算の調整を実施することの危うさについて言及した。これらの中で、一貫して提言してきたことは、上記の用途と要件を具備する「資本コストの一元整理体制の構築」によって得られる効用である。

2017年12月15日

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