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リスクマネジメント

CFOファンクションがリードする
グローバリゼーションリスクへの
対応

神林 比洋雄

プロティビティLLC 最高経営責任者 兼 会長

背景

 昨今の日本企業のグローバル化には目を見張るものがある。例えば、多くのメディアで取り上げられ話題となったが、2015年における日本企業の海外企業の合併・買収は、M&A助言会社のレコフ(東京・千代田区)の調べでは、保険業界の大型買収を背景に2015年11月9日現在で10兆44億円に達し、過去の年間最高額を更新したと伝えている。円安傾向の中で日本企業がリスクテイクに舵を切り始めていることの証左にみえるが、このような日本企業の社風・カルチャーに深刻な影響を与える規模の買収が続く中で、買収後のグループ経営管理をどのように進めていくかが、日本企業の今後の更なる飛躍の鍵を握っていると言っても過言ではない。

 留意すべきは、一方でいわゆる日本的経営なるものがどこまでグローバル市場で通用するのか、日本的良さを残しつつ、どこまでマルチカルチャーを融合させていくのか、的確な判断と着実な実行が求められているということである。これはまさにグローバリゼーションリスクにいかに対応するかという日本企業にとっては極めて重要な経営課題への対応であり、巨額投資へのより良いリターンを確保するには、トップダウンを軸にした全社的対応への工夫が不可欠となる。

2016年1月15日

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