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変革の大きな流れとCFO

 日本で大きな変化が進行している。資本市場の世界で、産業界で、この2年間、変化が急激に加速している。大学に勤務して35年、上場企業のこれほど大きな変革を実感したのは初めてのことである。こうした大きな変化が起こる15年も前に日本CFO協会を設立し、活動を開始した慧眼と先進性に敬意を表したい。

 海外の機関投資家の方の前でお話しするとき、彼らの熱く鋭い視線をこれほどまでに感じることは今までなかった。「日本でレボリューションが起こっているのではないか」――彼らは、日本企業に起こっている変化を“革命"と呼ぶ。日本のDNAが変わりつつあるのではないか、と言うのである。

 「伊藤レポート」はそういう大きな変革の見取り図を示した。変革のキーワードは「稼ぐ力」であり、「資本効率性」であり、「ROE」であり、「対話」である。この大きな変革の成否を左右する鍵であるCFOの方々と共に、この変革をアクセラレートしていきたい――そうした思いで本日、私はここに立っている。

資本市場改革のためのもう一つの「3本の矢」

 変革の成否はアクションの順序にかかっている。アベノミクスは「3本の矢」と言われるが、企業変革・資本市場改革の大きな見取り図として、我々はもう一つの「3本の矢」を示した。第一の矢が「スチュワードシップ・コード」(2014年2月)、第二の矢が「伊藤レポート」(2014年8月)、そして第三の矢「コーポレートガバナンス・コード」が2015年6月に公表された。これらは国の成長戦略にも反映された。「コーポレートガバナンスの強化」「インベストメントチェーンの高度化」、そして「持続的な企業価値の創造に向けた企業と投資家との対話の促進」が日本再興戦略(2014年6月)に明記されたのである。

※本稿は、2015年9月2日開催の「CFO DAY 2015」の講演内容を編集部にてまとめたものです。

2015年10月15日

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