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金融取引の電子取引基盤へのシフト

ブルームバーグプロフェッショナル

 金融市場は過去20年で大変貌を遂げた。電子取引テクノロジーの導入により業務フローの効率化が進み、企業財務では規制遵守、透明性、取引注文の最良執行などがより重視されるようになった。

 技術の進歩によって、企業財務部門は多様な金融サービスを利用することができるようになった。新技術が次々と開発され、財務部門は取引前後(プレトレード、ポストトレード)を含めた状況を一貫して把握することができるようになった。すべての企業が最初から先端技術の採用を優先すべきだと考えたわけではなかった。しかし、短期金融取引や外国為替取引を手作業で処理することが非効率的で、人為的ミスにつながりやすいことは明白だったため、多くの企業が、財務処理の全プロセスの自動化が事務処理の合理化とオペレーショナルリスク(事務リスクとシステムリスク)の軽減に不可欠だと認識するようになった。取引自動化では、株式市場が債券市場や外為市場に先行したが、その理由としては、債券や外国為替は店頭取引(OTC)商品であり、それぞれの市場参加者の間では取引相手との日常的な関係(リレーションシップ)を重視する伝統が残っていることが挙げられる。

2015年10月15日

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