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リスクマネジメント

COSO ERM統合フレームワーク(2004)の改訂状況について

神林 比洋雄

プロティビティLLC 最高経営責任者 兼 社長

 2014年10月21日、COSO(米国トレッドウェイ委員会支援組織委員会)は、2004年に発表したERM統合フレームワーク(2004年ERMフレームワーク)の改訂プロジェクトを立ち上げると発表した。その後の動きについて、2015年7月に、カナダ・バンクーバーにおいて開催されたIIA国際大会においてCOSOチェアマンであるBob Hirth氏より明らかにされた現時点の改訂の状況と今後の見通しについて、以下に整理を試みた。

改訂の背景

 COSOは、2004年ERMフレームワークが多くの経営者に幅広く受け入れられているとの認識のもと、企業における不確実性への対応能力の向上に資するために、また、ステークホルダーバリューの向上を推進するためにいかに多くのリスクを受け入れるべきかを検討するために、新たな環境の変化の中でERMフレームワークの改訂を進めようとしている。COSOは、今回の改訂により、企業がERMプログラムを通して、増大する経営環境の複雑さに対応していっそうの価値創造の達成が可能となることを期待している。さらに、今回の改訂では、さまざまなツールも開発し、リスク情報の開示や、ERMの評価や適用状況のモニタリングに役立てようとしている。

2015年9月15日

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