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グループの競争力を高める経営インフラとしてのシェアードサービス
─オリックス・ビジネスセンター沖縄の成功事例─

平井 誠

アビームコンサルティング株式会社
プロセス&テクノロジー事業部 シニアマネージャー

 前回(CFO FORUM No.58)の連載第1回では、弊社(アビームコンサルティング)が実施した大規模なアンケート/インタビュー調査より、日本企業のシェアードサービスの現状と今後について見てきた。今回は、前回言及したシェアードサービスの今後の進化の方向性(「業務軸の進化」と「地域軸の進化」)のうち、「業務軸の進化(オペレーショナルエクセレンスの実現)」について、オリックス・ビジネスセンター沖縄株式会社(以下OBCO)の事例を紹介する。

成長への好循環を実現したOBCOのオペレーション基盤

 多くの企業がシェアードサービスを立ち上げ、展開が一段落すると次第に停滞し、シェアードサービスの現場では閉塞感が生まれ、マンネリ化してくることが多い。そんな中で、オリックスグループの営業事務シェアードサービスであるOBCOは、2010年からの4~5年で400名から800名以上にまで規模を拡大し成長している。そして何よりもシェアードサービス成功のキモである現場で働く方々が、生き生きと仕事をし、成長・活躍している。

 OBCOのこの2010年から現在に至る成長の背景には、一体何があったのか。そこには、シェアードサービスの「業務を標準化してボリュームメリットを享受する(生産性を向上させる)」という基本コンセプトを粘り強く追求した徹底的な可視化/定量化があったのである。そして、この可視化/定量化の実現には、OBCOが長年の試行錯誤の末、独自開発した「ECOまるアーツ」という業務可視化/定量化ツールが欠かせない。OBCOは、このツールをオペレーションのインフラとして使用することにより、現場(人)の成長と会社(組織)の成長、両方の成長への好循環を実現した。

2015年7月15日

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