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リスクマネジメント

経営陣が理解すべき
ITリスクとは

神林 比洋雄

プロティビティLLC 最高経営責任者 兼 社長

ITは事業に直結する重要資産

 今日の経営環境において、ほとんどのビジネスモデルはテクノロジなしでは機能しえない。それはつまり、ほとんどの企業がテクノロジ・ビジネスであると言っても過言ではないということを示している。革新的なテクノロジは、市場において差別化をもたらす一方で、破壊をもたらす要素でもある。テクノロジの進歩によって、ビジネスモデル価値の半減期は急速に短くなっている。また、これまではテクノロジに依存するとは考えられていなかった産業が、今やテクノロジによって変質しつつある。例えば、最近では、タクシーの変革やウーバー(Uber)の台頭が挙げられる。オンライン予約や、モバイルデバイスによってタクシーの現在位置を把握し、どこからでもタクシーを呼び、ユーザー登録情報を管理できるということは、重要な差別化要素となる。ここで大事なことは、テクノロジはもはや単なる手段ではないということである。

 プロティビティが開催したラウンドテーブルやお客様企業の経営陣との対話の中で、ITリスクがよくわからないとの声をよく聞く。さらに、全米取締役協会が行った2013-2014年の公開会社ガバナンス・サーベイによると、取締役が経営者から提供を受ける情報の中で、ITは質と量の両面で最も満足度が低い分野とされている。

2015年7月15日

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