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GLOBAL MANAGEMENT グローバルマネジメント

日本文化に内在する固有の強みを知り、守り、活かす

後藤英夫

EYアドバイザリー株式会社 ストラテジック・オフィサー

日本文化に内在する強み

 グローバルでの事業推進のいっそうのテコ入れのために、自社の管理会計ないしKPI管理の再構築を志向する企業が増えてきている。一方で、特にトップマネジメントには、KPI管理に対する抵抗感も強い。下手なKPI管理の導入は、自社の組織文化を破壊するリスクがあるからだ。それでは、日本企業として守るべき組織文化とは一体何か?

 結論を先に申し上げる。守るべき組織文化は主に3つである(図1)。

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 第1に、現場を重視する文化。これは、日本の伝統ある商社であれば「どぶ板営業で若手を教育する」という施策、メーカーであれば「現地、現物、現実の3現主義」という施策として、連綿と守られてきている基本的な文化である。組織文化の2つ目は、他社を含む他者との連携を重視する文化である。日本文化の下では他者との連携チャンスが放置・野放しにされることはない。「もったいない」状況に置かれた資産・人は有効活用するという行動特性が、日本人であれば常識として共有されている。

2015年1月15日

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