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GLOBAL MANAGEMENT グローバルマネジメント

組織に生じる「過少投資」問題を乗り越える

後藤英夫

EYアドバイザリー株式会社 ストラテジック・オフィサー

グローバル経営における過少投資の罠

 3月決算の日本企業において、今年も次年度予算策定の季節が到来した。予算策定の音頭取りを行う本社経理部門に共通した典型的愚痴として、「海外子会社主導で策定した売上計画一次案は常に保守的で、実は“のりしろ”が隠されている」「本社(事業)部門から各子会社に下手に戦略投資を依頼すると、それが業績未達の時の言い訳にされてしまう」と言ったものが存在する。いずれも「正直者がばかを見る」ことになりかねない状況が現実であることを示唆している。今回は、この状況を乗り越えるための対応策をご紹介したい。結論的に、この問題の構図は、グローバル組織内に生じた部門間連携の過少投資問題(経済学では「ホールドアップ問題」と言われている)であることから、最適投資を促す管理機能を本社管理部門(典型的には経理部門)が担うということが、そのおそらく唯一の現実解となる。

2014年11月14日

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