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グローバル・コミュニケーション

言語資源という発想と言語監査

本名 信行

一般社団法人グローバル・ビジネスコミュニケーション協会 代表理事
青山学院大学名誉教授

猿橋 順子

青山学院大学教授

はじめに

 前号(94号)で組織内の言語問題は常に存在するものの、奥深く、気づきにくい一面があることを論じた。しかし、だからといって言語問題をおそれ、外の言語環境の変化に門を閉ざしているわけにはいかない。企業を取り巻く言語環境は刻一刻と変化しているので、定期的かつ組織的な点検をして、常に適切な言語対応を探求する仕組みを整えることが得策である。それを担うのが言語監査の考え方であり、実践である。

多言語資源の活用と人材育成という発想

 企業を取り巻く関係者を見渡すと、顧客をはじめ、株主、取引先、メディア、政府というように社会全体が視野に入り、企業は社会の一員であることが確認される。産業界のグローバル化といった場合、英語がビジネスの共通語になりつつある傾向が認められるが、顧客や従来からの取引先を考えてみれば言語面のニーズは日本語か英語か、といった二者択一の問題ではないことに気づくだろう。企業はトップマネジメントから個々の顧客とのインターフェースまで、あらゆる段階と場面で求められる言語ニーズに対応する必要に迫られている。

2018年6月15日

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